広陵町議会 2022-12-13 令和 4年第4回定例会(第2号12月13日)
その結果、建物跡、井戸、土坑や溝等の遺構が検出され、遺物としては、土師器、須恵器、瓦器、瓦や井戸枠等の木製品等が出土しております。年代としては、古くは飛鳥時代から近代までの物が出土しているとのことでございます。現在、出土遺物の洗浄や整理、遺構の図面作成など、記録保存の作業を進めているところでございます。
その結果、建物跡、井戸、土坑や溝等の遺構が検出され、遺物としては、土師器、須恵器、瓦器、瓦や井戸枠等の木製品等が出土しております。年代としては、古くは飛鳥時代から近代までの物が出土しているとのことでございます。現在、出土遺物の洗浄や整理、遺構の図面作成など、記録保存の作業を進めているところでございます。
また、第3トレンチで検出した溝、土坑、ピットは、遺構の切り合い関係から中世期の素堀溝よりも古いものと考えられる。しかし、土坑やピットは遺物が出土せず、溝の出土遺物は1点のみ弥生時代前期の甕と考えられる土器片が出土しているものの、出土量が少なく、小片ばかりであるため詳細な時期は不明である。これらの遺構の時期は現時点では中世紀以前と考えるべきであろうというまとめとなっております。
また、旧纒向小学校跡地につきましては、これまでの発掘調査により、前方後円墳、メクリ1号墳をはじめとした多様な形式の墳墓や多数の柱穴、祭祀土坑が確認されており、纒向遺跡の中でも重要な遺構の一つであることから、現在、文化庁及び県教育委員会のご指導を受けながら、国史跡指定に向けた取り組みを進めておるところでございます。